症状ブログ
諦めかけた股関節痛
60代 主婦
初めは肩こりで来院された患者さん。
私の見たところ右股関節の方が肩こりよりも大きな不調を
抱えていると思われたので、確認してみると
「これはもうずっと前からなんです。病院では今度痛くなったら
手術ですと言われ、怖くて行ってません。」とのこと・・
痛みをずっと我慢して生活してきたとは・・
少しでも楽になればと施術を始めました。
症状は・・
右足先が大きく外向きに開いている
右足を小さく揺らしてみても殆ど動かない
右股関節の開閉可動域が極端に少ない
右半身が全体的にはってて硬い(腿・お尻・腰・背中)
歩行時に足先を前にして進めない・・等
1回目の施術では、全身を弛めた後ふくらはぎ・腿裏の筋肉を
柔らかくし、股関節の隙間を少~し開ける気持ちで僅かに上方へ牽引・・
この時は施術中に痛みは全く無かったものの、翌日から痛みが
増したように思えたとの事。
2回目以降は1回目の結果を踏まえ、股関節を牽引する手法は控え
関連する筋肉を充分弛めるようにしました。特に足先の調整は念入りに・・
今ではハリの左右差が殆ど無く、両足とも踵がお尻に軽く着くまで柔らかくなりました
最初に挙げた症状の数々も八割方改善しています。何よりも患者さんが
「先生、私この頃股関節の調子が良いのよ」と笑顔でおっしゃるのがとても嬉しいですね
数か月前には手術しかないかもしれないと諦めかけた股関節痛。
痛みから解放され笑顔になれて本当に良かったですね
痛めて時間が経てば経つほど改善するにも時間がかかります。
じっくり、しっかり改善していきましょう。
掲載日:2014年06月20日